前回は津市栗真から白塚へと参宮街道を北上しましたが、今回はその続きです。
写真1は、旧河芸町の影重あたりで、今では普通の生活道路のように見えます。
これを越えると一色町になり、ここには前回見ていただいた白塚の八雲神社と同じ名前の八雲神社があります(写真2)。
河芸の八雲神社は牛頭天王を勧請奉祀しています。毎年7月15日夜には備えられたザルを褌一丁の男たちが奪い合う「ざるやぶり」という勇壮な神事が行われます。
旧河芸町を過ぎると鈴鹿市に入ります。磯山・鼓ヶ浦と北上すると、白子小学校が見えてきます。ここは代官所があった場所で、説明板が掲示されています(写真3)。
さらにもう少し行くと白子駅東口に近づきますが、ここには旧寺尾家住宅を改造した伊勢型紙資料館があります(写真4)。鈴鹿名物の伊勢型紙、月末の日曜日には彫刻実現を見ることもできます。
文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ