COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染者数がやや減少傾向にありますが、まだまだゴールデンウイーク明けまでは我慢の日々ですね。

写真1
東京と違い、ふるさと三重には3密になる要素そのものが少ないのですが、人気観光地である伊勢神宮も参拝客が激減(写真1)、おかげ横丁も閉鎖しています。
三重県でも3密対策に加えて、日常品の買い物、医療機関受診、健康維持のための散歩など以外は自粛の状態です。
今回は津市美杉町(旧・一志郡美杉村)に散歩に出かけました。3密とは無縁の地域です。
母校卒業生で美杉村出身の有名人と言えば、『口語訳 古事記』の三浦佑之さん(昭和40年卒)や、au三太郎のCMディレクター篠原誠さん(平成3年卒)でしょうか。

写真2
三浦佑之さんの娘さんは直木賞作家の三浦しをんです。彼女は美杉村を神去村と表現して『神去なあなあ日常』と『神去なあなあ夜話』という著書を記していますが、前者を原作とした映画『WOOD JOB』も2014年に封切されています。地元では大評判でした。
美杉町の三多気(みたげと読みます)は桜の名所で知られています。旧津市内より1週間ほど遅れて満開になるのですが、この時期には多くの客が訪れます。
写真2は少し遅れましたが、今年の三多気の桜です。

写真3
美杉町へ行く足は、基本的に自家用車になります。バスは近鉄久居駅から出ていますが、1日に4便くらい。鉄道はJR名松線ですが、こちらは松阪から乗ることになります。
名松線とは名張と松阪を結ぶという意味ですが、実際は名張まで行かず、伊勢奥津が終点になっています(写真3)。

写真4
1両編成の気動車が走るローカル線ですが、やはり赤字路線で、2009年10月の台風により家城~伊勢奥津間が不通となりました。
そのまま廃線かと危惧されたのですが、地元と津市・三重県の努力により2016年3月に見事復旧しました。「乗って残そう名松線」が合言葉です。桜の時期は雲出川に沿って走る車窓風景が見事ですよ。
写真4は伊勢奥津駅前。伊勢本街道が通っています。

写真5
美杉町のもう一つの名勝は、南北朝時代の北畠家三代を祭っている北畠神社です(写真5)。
庭園もあり(入園料300円)、こちらは紅葉の季節が見頃です。
文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ