鳥羽市営定期船で、鳥羽駅近くのターミナルから直行便で約30分、菅島や答志島経由で約45分、伊勢湾の入り口に神島はあります。
鳥羽より距離的には渥美半島の方がやや近いのですが、三重県の島です。
この島が主題となった小説、読まれた方も多いかと思いますし、5回も映画化されているので、そちらを見た方も多いことでしょう。

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三島由紀夫の『潮騒』です。
島を一周しても約1時間もあれば歩くことができます。
島の入り口は神島港(写真1)。
定期船も入りますが、やはり漁港としての役割が多く、名産の蛸を取るための蛸壺が積まれています。
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港から集落に向かうと島の名所である時計台(写真2)、そして洗濯場(写真3)があります。
時計台はかつてこの島唯一の時計だったそうで、この島をお得意さんにしていた富山の薬売りの方が寄贈したものです。
時計台のちょっと奥にある洗濯場。水道が通るまでは島では貴重な真水だったようです。潮騒でもここで洗濯をする場面がありますね。
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そして八代神社(写真4)。神島では大みそかの夜、元旦に向けてゲーター祭という、太陽の再生と新年の無事を祈る祭りがありました。
残念ながら人口減により2018年からお休みになっています。復活を望みたいですね。
島の反対側に向かうと灯台があります(写真5)。日本の灯台50選であり恋人の聖地とも呼ばれています。
さらに回ると監的哨(写真6)があります。その昔、大砲から放たれた弾丸が着水する所を観察した建物です。
潮騒では焚火を飛び越えるシーンで有名ですね。

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そしてカルスト地形のニワの浜(写真7)。
かつては海女の出漁場所でした。
島唯一の学校を過ぎると元の港に到着します。
ハイキングにもってこいですが、定期船が一日4往復しかなく、食事をできるお店も少ないので、事前に十分予定を立てる必要があります。
また荒天では定期船も出航できないことがありますのでご注意ください。
文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ