鈴鹿市には城下町の神戸、商業地の平田、新興商業地の西条、そして街道沿いで漁港で栄えた白子と、大きく4つの中心地があります。
今回取り上げるのは白子です。近鉄で津駅から急行で12-3分、特急なら10分で白子駅に到着。
白子駅は鈴鹿サーキットの玄関口で、駅の西口にはチェッカーフラッグを模した白黒模様の壁や、歴代の日本グランプリチャンピオンの手形があります。
白子駅西口から23号線までの間は商業地、特に飲食関係の店が並んでいます。
反対の東口は、西口に比べ利用客は少ないのですが、こちらは旧伊勢街道沿いの昔ながらの街並みが残っています。

写真1
以前紹介しましたように、伊勢型紙はこの辺りが中心地のため、白子駅東口の壁には伊勢型紙が飾られています。
加えて東口には白子の漁港があり、近海漁業が盛んなため、海産物を扱うお店も多くみられます。
中には海産物で取った出汁が自慢のうどん・そばのお店、その名もめんくいくんがあります(写真1)。なぜかカレーうどんが名物です。
この店は旧街道に面しており、少し南へ行くと久住屋(写真2)、さらに南下すると大徳屋長久(写真3)があります。
どちらも鈴鹿名物「おはらぎ」を中心とした和菓子屋さんですが、おはらぎの書き方に差異があり、大徳屋長久さんでは「小原木」となります(写真4)。
- 写真2
- 写真3
- 写真4
また、このあたりにはお風呂屋さんも残っており、なかなか風情のある地域です。

写真5
さらに南へ海岸沿いを歩くと堀切川があり、川を渡ると鼓ヶ浦になります。
海水浴で知られた海岸ですが、なぜが堤防の下に「山口誓子旧宅」の看板があります。
母校の校歌の作詞者が住んでいたとしては意外な感じがします(写真5)。
鼓ヶ浦には鈴鹿伝統産業会館もあり、型紙の他にも鈴鹿墨など地場産業を学ぶ場所もあります。
なお、白子駅西口のイオン、通称白子サンズは今月中に一時休館となります。新築の予定で、新しい白子の中心地になりそうですね。
文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ